ネガティブをもらうということ

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相手からネガティブをもらう。

 

などとよく言われますが

 

とても失礼な話ではないでしょうか?

 

 

 

そこに引き合う要素がない限り

 

そこに反応することはないのですから。

 

 

 

何か悪い悍ましいものを

 

一方的に貰ってしまうということはなく

その要素を自分自身が持っている

はずなのではないでしょうか

 

 

 

相手のせいで

引き起こされることだけではないはずです。

 

ここをきちんと理解しないといけません。

 

 

そうでないと、

 

貰うことから守るためにと

バリアや結界を張る技術であったり、

結びつきを断ち切る技術であったり、

 

そうやって壁を厚くしていったり、

外側の世界を切り離していったり

 

向き合うという本筋から

どんどんと的外れな方向へと

シフトしていってしまうでしょう。

 

 

相手から貰う『負の要素』という発想

 

それは相手を自分と切り離した別の存在とみて

下に見て蔑視していなければ出てこない発想です。

 

プラスでポジティブな綺麗な自分と

マイナスでネガティブな不浄の相手

 

 

無意識なのかもしれないが、

そうした中に序列を描いている

 

だからこそ

貰い・受けて・影響を受ける、ことになる。

 

根っこでつながっている世界の中で

自分と相手を完全に切り分けてしまっている。

 

癒す側と癒される側

 

そこに上下をつけてしまっている。

 

不浄なものを不浄なものにしてしまっている

その未熟で不浄なマインドは誰のものだろうか

 

精妙なものを感じ取ることができること

 

敏感であること・繊細であること、というのは

過敏になること・拒否反応を起こすことは

まったく別の感覚ということです。

 

 

外側から"もらいやすい"などと気安く言う前に

本当に自分の内側に潜むものに気づくことです。

 

 

自分から切り離してしまっていることに気づいて

それを統合していくこそが必要なことのはずです。

 

一方的なエネルギーのやりとりなどないのですから。

 

世界は常に双方向であり、

自分だけが影響を受けているというのが

この次元における大いなる錯覚であり、

自分という存在も常に外に働きかけている

 

対等な存在であることをきちんと知っていくことです。

 

 

そうした波動調整的な観点から世界を観れば

怯える必要も守ろうとする必要もないことに

容易に気が付くことができるはずなのです。

 

“自" と"他"の本当の関係に気づいていきませんか?

そして世界の中で切り離さず

本質で出逢っていきませんか?