だから統合が進まない?
“統合する・許す・認める・手放す・愛する"
波動調整®についてお伝えする中で
度々、出てくるキーワードであり
ほぼ同義語として使っています。
波動調整®の最も重要な用語で
それを言い換えるならば
『受け容れる』になるでしょう。
しかしながら、それは
“何かをすること"ではありません。
マインドを使って頭の中で
無理矢理に納得させることではありません。
クリーンなイメージに書き換えることではありません。
その対象をポジティブに捉え直すことでもありません。
身近にいる誰かや何か
過去にあった出来事や幼少期の記憶
そうした具体的な外側の事象
それらは『受け容れる』ことが
できるのものではありません。
そこを理解しない限り
ただ外側の世界に対して
不毛な戦いを挑み続けるだけになります。
外側の何かを変えることではないのです。
外側の何かは統合できません。
外側の何かは許す対象ではありません。
私たちがしていくことは
(することができること)
いつでも1つだけです。
外側の対象と対峙した時の
自分の内側に起こる反応
それに気づくことだけです。
統合する・受け容れる
それは
その反応に対してのみです。
波動調整®はその具体的な実践です。
波動調整®講座の中では
Day3「無敵の世界」で主に扱われる
この具体的な"受け容れる"
これこそが統合していく上での
外すことができない最重要要素であり、
波動調整®の実践におけるキモなのです。
逆を言えば
『受容』を知らない波動調整®は
実質的な波動調整®とは言えないくらいでしょう。
そして、
そこがスタートラインとも言えるでしょう。
自分の力で世界と出逢っていく事の始まりです。
(本質的な宇宙への信頼の始まりでもあります)
外側の何かをどうにかしようとしても
それはどこまでいっても堂々巡りです。
それは過去のことでも未来のことでも同様です。
外側の誰かや何かに対して
許したい・愛したい・受け容れたい、と
そこに取り組み続けて握り締め続けること自体が
大きなエネルギーの停滞を生んでしまう要因です。
繰り返しになりますが
私たちの根本的な仕組みとして
外側を『受け容れる』ことができません。
なのに私たちは
いったい何を受け容れる
対象にしようとしているでしょうか?
どこにエネルギーを
持たせてしまっているでしょうか?
自分がダメだから・能力が足りない
消化・浄化が進んでいない
だから統合が進まない
と、いうのは詭弁です。
ただ統合する対象を取り違えていて
具体的な方法を知らないだけなのです。
だから
自分を責めて嘆く必要はありません。
『受け容れる』の基本を踏まえて
意識を向ける方向性に気づいてみてください。
それが統合に向かう
大きな転換点になるはずです。