「自分」という制限
いつもありがとうございます。
True Natureを生きる波動調整®です。
波動調整®というのは
「本当の私」を思い出すプロセスです。
それは特別な自分になることではなく
新しい自分に生まれ変わることではなく
なりたい自分に変身することでもなく
肩書や資格で与えられる自分でもないのです。
それは本来から備わっているものなはずです。
「特別な自分」「新しい自分」「なりたい自分」
「理想の自分」「ありのままの自分」「そのままの自分」
これまでは「自分」という言葉で
様々な表現を説明してきました。
「自分」という言葉は
「自ら分かれた」存在を表します。
それはつまり
この次元・世界を体験するために
物質的な制約を持った身体を持って
自ら生まれ落ちてきた存在を意味します。
繰り返しになりますが
波動調整®というのは
「本当の私」を思い出すプロセスです。
それは「本当の私」というのは
「自分」という領域とは違う表現なのです。
自ら分かれてくる前の領域も含んだ
この目に見える領域世界だけではない
すべてを含んでいる存在が「私」という表現です。
波動調整®は
その「私」を思い出すプロセスです。
つまりそれは
私たちが見聞きしているこの世界の言葉では
形容され得るものではない「私」なのです。
「自分」を知る・「自分」を思い出す、というと
自分がどんな人だったのかを理解する、といった程度
「自分は〇〇な人間だった」という
言語化されるアイデンティティになってしまいます。
これはあくまでこの次元を体験している
「自分」という存在が思い込んでいるもの
それは「私」ではないのです。
この苦労・苦難の多い世界を生き抜くための処世術として
必然的に身にまとってきている「自分」という盾・鎧
それらを脱ぎ、削ぎ落としていくことで
「私」というものに気づいていくことが
波動調整®というプロセスなのです。
「自分は〇〇です。」
自分の生まれ育ってきた環境
親や学校から与えられてきた評価
占いや診断で語られている特性
こうした外側の世界との関係の中で
さまざまに練り上げられてきた「自分」
こうした「自分」を
さらに詳細に明確に強化するのではなく、
疑って疑って徹底的に疑って脱ぎ捨てていく
知らぬ間に纏っている「自分」
同一化してしまっている「自分」
信じ込んでしまっている「自分」
「自分」で「自分」についている
その嘘を見破っていくことです。
“自分は〇〇です。それが本当の私"
と、表現されるものは
「本当の私」ではないのです。
(恐らくは本当の自分でもないですが)
一見するとこの世界の中では
“自分はこういう人間である"と
決めつけてしまった方が楽なように感じられますが、
本来とは違った型の箱の中に
無理やり「自分」をしまい込んだなら
それはどれだけ窮屈で苦しいことでしょうか?
波動調整®というのは
「本当の私」を思い出すプロセスです。
それは「自分」の枠に苦しまないことです。
「自分」で「自分」を制限しないことです。
「自分」の可能性を「自分」で決めてしまわないことです。
次回以降でもう少し
「自分」と「私」の話を掘り下げていきますね。
それでは、また。ありがとうございました。