自己肯定をしていくプロセス
いつもありがとうございます。
True Natureを生きる波動調整®です。
“自己否定から自己肯定へ"、という
果たしてその方向性で良いのでしょうか?
もしかしたら多くの人が『自己肯定』というものに
必要以上に重きを置きすぎているのではないだろうか・・・
自己肯定できないからやりたいことができない
自己肯定感がないからしあわせになれない
自己肯定できない自分はダメな人間だ
それは本当なのでしょうか?
良しとされている『自己肯定』
本当にそれは必要なのでしょうか?
自分を重要に思う必要があるのでしょうか
自分に価値を見出す必要があるのでしょうか
自分に自信を持たないといけないのでしょうか
自尊感情、自己存在感、自己効力感
自己重要感・自己肯定感・セルフエスティーム
言葉はどれでもあったとしても大差ありませんし、
それを高めることが本当に必要なのでしょうか?
それらの感覚が無いと本当にいまの自分が
その瞬間にやりたいことができないのでしょうか?
それを考えていくならば
自己否定を止めようとする努力も
自己肯定を強めようとする努力も
どちらも本当の自分の場所から
遠ざかっていくための行為とも
言えるのかもしれません。
前回はお話したとおり
波動調整®は積極的に自己否定するプロセスです。
積極的に自己肯定を目指していくものではありません。
自己肯定がある種の自我の正当化になることもあります。
私はこんな人だという強固なアイデンティティもまた
本当の自分を見ていくのに邪魔をする存在になり得ます。
自分に自信を持たなきゃいけない、
自分に価値を感じなければいけない、
そのために幼少期の自分を見つめていったり
思い込みを強めて自分というものを再構築したり
そうした自分を強めていくプロセスとは、
真逆の方向性にあるプロセスが波動調整®です。
自己否定にも自己肯定にも縛られる次元を超えて
本当の自分としてただそこに在るということです。
結果、自分という存在がその場にあることで
自分という存在がどれだけ世界と影響しているのか
それを体感をもって腑に落としていくプロセスです。
自分という存在を認めていくプロセスであり、
そこに在ることを許していくプロセスという意味では
本質的な自己を肯定するプロセスとも言えるのかもしれません。
まとめますと
波動調整®とは
自己否定を止めるためのものでもないし
自己肯定を強めていくためのものでもありません。
自己否定も自己肯定もどっちも同じことで
どうでも良いことだと気づいていくことです。
そして本当の意味での自己否定をしていくことで、
究極的な意味での自己(本質)の肯定がなされるプロセスです。
ぜひ皆様も
自己否定にも自己肯定にも囚われることなく
この世界と向き合ってみてください。