存在の力と自分の無力さ
私たち一人一人
その存在というのは尊いものです。
なにものにも代えることはできません。
波動調整®という道は
私たちひとりひとりの本質
その存在の力を想い出すものです。
そして
いま目の前に起こることを
ただただ許していくことです。
一方で
自分という存在の無力さを
知っていくことでもあります。
本来は何もできることなど無い、と
知識として理解することではなく
身体を通して腑に落としていくことです。
私たちひとりひとりには
何かを解決する力など
本来的に持っていないということ
誰かに何かをしてあげられる
そうした傲慢さを孕んだ勘違いを
ただただ受け容れていくことです。
ただ見守ること
ただ許すこと以外に
そもそも出来ることがないのだと
サレンダーし続けていくことです。
謙虚に自分の道を歩むことです。
そこで展開されていることから
魂としての学びを得ていくことであり
何かを身につけていくことではなくて
何かを手放していく道なのです。
世界の儚さ・切なさというものを
きちんと感じていくことです。
その上で
きちんと真正面を見据えて
地面を踏みながら
道を歩んでいくことです。
それは歩まされている道かもしれません。
その中で
存在の本質としての私が望む
体験を味わっていくことかもしれません。
無力さをきちんと知っていく事です。
それは無力感に苛まれるとかいう次元の話ではなく
私たちの存在の本質を理解していくということです。
そしてほかの誰にも代わることのできない
自らの存在の本質を疑うことなく
全身全霊で全うしていくことなのかもしれません。