どの部分を自分としてしまっているのか?
朝起きて夜眠り
日中を共にしている
時には痛みや違和感を感じ
重さやダルさ・不自由さも感じる
その身体が私たち自身でしょうか?
それとも
一定の形を持たず
次々に湧いては落ち着き
時には激しいまでに燃え盛り
衝動を掻き立てることもある
その感情が私たち自身でしょうか?
はたまた
ふと頭をよぎり
あれやこれやと巡らして
時には自分を抑制させたり、
過去や未来を行ったり来たりする
その思考が私たち自身でしょうか?
恐らく、それぞれは
私たちの一部でしかないはずです。
私たちの本質とは言えないはずです。
その器がすべてではないはずです。
その反応がすべてではないはずです。
その道具がすべてではないはずです。
身体に支配されないでください。
感情に支配されないでください。
思考に支配されないでください。
自分の一部分を
自分の全てにしないでください。
自己の本質は
それだけではないはずです。
波動調整®ではそれぞれの扱い方も学びます。
身のこなし・立ち居振る舞い・
自分では当たり前になってしまっている
その身体の感覚を広げていきます。
この世界を体験するための器を
しっかりと磨いていきます。
その身体を通して
瞬間瞬間に湧いてくる感情を
些細なものまで見逃してしまうことなく
しっかりと感じて消化させていきます。
感情は身体の反応として表現されるものです。
頭で無理矢理にコントロールするのではなく、
身体を通して受け容れ許していくことをします。
そして、道具としてのマインドを
きちんと使いこなしていくこともします。
外からのものに受身になって
それを鵜呑みにしてしまうことなく
身体を置き去りにして
あれこれと頭の中で
自己完結した気になることなく
適切な順序で頭を働かせることです。
マインドに受動的に支配されるではなく
マインドを能動的に使いこなすことです。
自分じゃないものを自分のすべてとしてしまって
必要以上に大きな苦痛を感じていないでしょうか?
そうやって自ら造り出している
ドラマの中で人生を送っていないでしょうか?
波動調整®は本来の自分に従って生きること。
それは与えられている器を磨き
反応に取り込まれることなく味わい
道具をきちんと使いこなしていくこと
読者の皆様は
どこに自分を置いていますか?
何を自分と思って過ごしていますか?
少し考えてみると
世界の自由度が広げられるのかもしれませんね。