波動調整®における『調整』とは
まいど
まなお でございます。
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こちらのメルマガでは波動調整®について
私まなおが波動調整®の1インストラクターとして
さまざまな角度から考察してまいりたいと思います。
前回までの復習
というわけで、
再始動の【波動研通信】ですが
今回は波動調整®というものについて
基本的な事柄からお伝えしていこうと思ったわけでして、
今回の考察テーマが『波動』
初回のお話は『波動』という言葉が
2つの意味合いでごちゃ混ぜに使われている
Wave の訳語としての『波動』
Vibrationの誤訳 としての『波動』
(別に誤訳というわけでもないですけどw)
後者は『振動』の方が適訳だろうということでした。
『波動』と『振動』
この両者をしっかりと区別しましょう。 という話から、
前回は『波動』で括られる2つの言葉が
波動調整®とは、どう関係があるのか、というお話でした。
実際に波動調整®の講座の中では
どちらの言葉の領域についてもお話する機会がある、
そんな話をこの考察の序論としてさせて頂きました。
それでは、ここから今日のトピックを見ていきましょう。
『調整』とは・・・
前回のお話の中でこんなことをお伝えしました。
波動調整®というのは
『振動数』を意図的に調整するものではない。
波動調整®というのは
『振動数』に変化を与えることで
現実世界に働きかける行為ではない。
これは『振動』と『波動調整®』という話の中で
最初に読者の皆様に抑えて頂きたい点としてお話しました。
しかしながら、
『振動』という意味の『波動』に限らず、
波動調整®というのは波動調整という名前ですが、
『波動』を『調整』することではない、のです。
この先に『波動』というものについて深めていく前に
今回は波動調整®という言葉の後半部分である
『調整』のほうにフォーカスを当ててお話をさせてください。
『調整』に似た言葉との区別
『調整』という言葉
個人的な感覚の話ですけど、
これ、ほかに置き換え出来ない気がします。
例えばですが
“調節"とか、“調律"とかほかの似た言葉になると
だいぶニュアンスが変わってしまうように感じます。
『調節』だとお風呂の湯加減や火加減など、
あとはテレビの音量なんかもそうだと思いますけど、
主観的に程よい塩梅に合わせていくこと、だと思います。
adjustment=アジャストする感じのイメージですかね。
『調律』だとピアノなどの楽器の音色や音程といった
音調を調律師の方が目的に合わせていく感じだと思います。
Tuning=チューニングするといったイメージだと思います。
少なくとも波動調整®における『調整』とは
『調節』とも『調律』とも違うことを指している
そんな気がしています。
波動調整®で行っていくことは
波動調節でもないし、波動調律でもない、ということです。
波動調整®における『調整』とは
波動を適度な状態にアジャストする、わけでもないし、
波動を適当な音程(周波数)にチューニングする、でもない。
もう一つ『調整』と同音の言葉で『調製』があります。
『調製』という言葉を辞書で引いてみると
“ととのえ作ること。規則や注文の通りに作ること。"
とあります。英語で当ててみると
manufacture=製造する・ねつ造する、又は、
preparation=準備する・調剤・調合する、
という言葉たちが出てきます。
make(作る・加工する)で大丈夫っぽいですが・・・
(makeという言葉には"強いる"の意味でも使いますね。)
世の中で一般に波動を『調整』している人たちの中には
こちらの『調製』をしている人たちも多いような気もします。
もちろん波動調整®というのは『調製』ではないので、
注文に合わせて"造り替える"ことでもないですし、
“加工を加える"・"準備万端に整える"ことでもないのです。
波動調整®の『調整』というのは少なくとも
目的に向けて何かに合わせて整えていくことではないのです。
波動調整®における『調整』
ここまで言葉を区別してきました。
ここから改めて『調整』について考えたいのですが
ここで大きな問題が発生です(笑)
上記の言葉たちと同じように
『調整』という言葉も辞書で引いてみました。
すると・・・
① 調子の悪いものに手を加えてととのえること。
② ある基準に合わせてととのえること。過不足なくすること。
③ つり合いのとれた状態にすること。折り合いをつけること。
などが出てきますが、
うーん、どれも微妙。。。
これまで紹介してきた言葉たちの意味と大差ない。
さらに英語を当てようとしてみると、
control=支配する・管理する・統御する。
この言葉が最初に出てきてしまうわけです。
なぜ"しまう"と書いたかというと・・・
波動調整®というプロセスは
コントロールを手放していくことだからです。
control の状態ではなくて、
No control の状態で在ること
ここで発想を転換してみてみましょう。
ここまで波動調整®というのは
『波動』の『調整』ではない、と言ってきました。
これは『波動』を『調整する』ではない、ということです。
つまり、何かの対象を『調整する』ことではない。
外側の世界をコントロールすることではない、ということ。
さらに言えば、波動調整®というのは
『波動』の『調整』が起こる(為される)こと
現実をコントロールしようとする自我を手放す結果
その場で起こる"共振"によって『調整』がされること
たぶんここ、
相当大事な根幹の部分のことをお話してます。
(恐らくテストに出ますw)
波動調整®で起こる『調整』の主体は自分じゃないのです。
施術者の側が『調整をする』行為ではないのです。
それが波動調整®でいうところの
起こることを許すということなのです。
施術手が何かを起こそうとすることでもないですし、
相手を調節・調律・調製・調整することでもないのです。
アジャストしようとする意図
チューニングしようとする意図
造り替える・変化させようとする意図
そうした自分の支配下で統御しようとする
コントロールしようとする意図を止めていくことで
その場で本来、起こることに任せていくことが
波動調整®における『調整』という言葉なのだと思います。
まとめ
最後に今日のまとめとして
- 波動調整®の『調整』とは調節や調律や調製とは違う
- 波動調整®とは主体が『波動』を『調整』することではない。
- 波動調整®はコントロールを手放していくことによる
”共振”の結果として『波動』の『調整』が為されること。
ここのポイント(特に最後の)を押さえておいて頂かないと、
このあといくら波動の話を掘り下げていったとしても、
話がすれ違っていってしまう可能性があるような気がします。
波動調整®とは
結果として『波動』の『調整』が為されること。
なので、巷に溢れる“波動を調整しますよ"的な話と
まったく違うことをしているのだということを
すこしでも掴んで頂けたら幸いです。
今日は『波動』の考察のスピンオフ的な感じで
波動調整®の後半部分『調整』に関する考察でした。
それでは今日はこの辺にしたいと思います。
最後まで駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします。
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