目の前の問題を大きくしているもの

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想いを止めているもの

 

すべての出来事は過ぎ去っていくもの

 

私たちの感情というものも含めて

それらすべての本来の性質として

流れ過ぎ去っていくはずのもの。

 

1日前・1週間前・1か月前・1年前・10年前

 

まったく今と同じであったものが

私たちの目の前にあったでしょうか?

 

仮に同じものを持ち続けているというのならば、

それが過ぎ去ってしまわぬように

いつまでも同じように握りしめている

 

そうした自分がいるだけなのかもしれません。

 

そう在りたい自分が在るだけなのかもしれません。

 

私たち人間という存在だけが、

自然と過ぎ去っていこうとするものを

頭の中で留めようと抵抗することができる

 

それもある種、自らの選択なのでしょう。

 

問題を大きくするもの

 

土俵の上で取っ組み合えるのは

お互いが相手とみなしているからです。

 

片一方が押してくる力に対して

もう一方が同等の力で押し返すから

そこで力の拮抗が生まれるのです。

 

つまり、

どちらかが押すことを止めてしまえば、

そこに拮抗していた状態はなくなります。

 

停滞していた状態が自然と動き出すのです。

 

波動調整®というのは

闘っていることに気づくことです。

 

目の前の問題に対して取っ組み合う自分をやめることです。

 

いつでもそこの火に油を注いでいるのは

そこに対して抵抗しようとする自分でしかないのですから。

 

問題を大きくするために闘い続けることも

問題が問題でなかったと闘いをやめることも

それもまた自らの選択でしかないのでしょう。

 

抵抗している自分

 

流れを止めようとするもの。

それは"抵抗"と呼ばれるもの

 

そしてこの自然の中で

“抵抗"を造り出せるのは

私たち1人1人の中にだけ

 

外側の何かが抵抗してくる

外側の誰かが抵抗してくる

 

そう感じる自分がいるのならば、

そこに"抵抗"しているものが、

私たちの中にあるからなのでしょう。

 

こちらが、そこに抵抗しないならば、

それ以上、相手も抵抗のしようがないからです。

 

相手を相手とみなすのは自分でしかないのです。

 

 

波動調整®とは具体的な方法を用いて

自分がしている“拒否・抵抗"をやめていくことです。

 

それは自分が握りしめていたものを

手放していくということも同様です。

 

目の前の現実を大きくしている

その自分をやめていくことです。

 

いつまでも同じものを引きずり続ける

その自分をやめていくことです。

 

問題が問題として存在感が増すのは

その問題を問題とする人がいてこそです。

 

そこに力を持たせているのは誰なのか?

 

まずはその自分に気づいて

その自分を認めていくことから

少しずつ始めていってみてください。