思考のつくりだす世界
いつもお世話になっております。
まなお でございます。
このメルマガは波動調整®に興味を持って頂いた
本当に熱心な読者の方ばかりで嬉しい限りです。
さて、それでは今日も波動調整®についての
リアルなところを語って行きたいと思います。
<前回の記事はコチラ>
前回は『意図』というものについて考察の中から
『手段』・『方法』と呼ばれるものについて話をしてきました。
3次元世界のキャラクターにとっては
さて今日は『意図』と『方法』というところの話を
『思考』というものについて考えてみたいと思います。
私たちはすごい力を持っています。
それは思考の力です。
ブルースリプトンの『思考のすごい力』などの著書もありますが、
思考の世界で何でも造り出せてしまうわけですからです。
しかしながら、
それも含めた上で思考のすごい力なわけですが・・・
NLP(神経言語プログラミング)やイメージ療法系の類でも
頭の思い描くことで状況の改善を図るものは多くありますし、
実際に効果を上げている研究なんかもあることと思います。
スピ系のワークショップなんかでも
自身の想いを強めることで願いが叶うとするものもありがちです。
本当に思考の力によって、自分の身体の中のことも
外側に展開する世界に対しても大きな影響を与えることができる
そのように思い込むことは出来ますし、
また私たちが日常の中でのめり込む自作ドラマもまた
思考の賜物であるといえるでしょう。
思考は本当にすごい力を持っています。
以前のセミナー業界では(自己啓発もスピ系も含む)
最新の『心理学』を応用して、
少し前のセミナー業界では
最新の『脳科学』を応用して、というと興味を持つ人がいました。
最近のセミナー業界では
最新の『量子物理学』を応用して、
でも、それらで言っている中身は変わっていません。
簡単に言えば
自分の目標達成・願望実現のために
いかにして『思い込み』を強めるか、です。
私たちには世界を創りだす力があるので、
そのために決断をして意識を強めましょう、です。
確かにそのようにして
思考のすごい力を利用して世界に働きかけることができます。
それは治療であってもヒーリングであっても
ボディーワークであってもコーチングであっても
お金を稼ぐことであっても目標を達成することであっても
まずはマインドセットをしっかりすることである。
これはどんなジャンルの成功法則でも言われることです。
そして強めた思い込みで世界を見ることで
この世界はそれしかないような世界が見れるという
とてもおめでたい側面も感じられることと思います。
“思考は現実化するのです"
簡単であり何も難しいことはありません。
世界はそのようにできているのです、と煽ります。
もしそれできちんと現実が創造できないのなら
『思い』がたりないのではないでしょうか?
と、さらに煽ります。そして
では、毎朝アファメーションを唱えましょう、
手帳や日記をつけたり写真を貼ったボードを作りましょう、
成功者の近くにいたら自然とそう思えるようにますよ、
などなど世の中には思考を強める『手段』が溢れていますし、
その『方法論』を伝えることで利益を得ている団体も多くあります
ここで挙げてきたようなのは
波動調整®でやっていきたいことと
真逆にあることといえるでしょう。
『創造』と『造物』の話を思い出してみてください。
波動調整®でしていくことは
『造物』に気づいて『創造』に従っていくこと
思考の力で"私は〇〇だ"と造り上げたものに気づいて
それは違うものだと気づいて脱ぎ捨てていくことです。
新たに何かを造り出そうとするところから
元々備わっていたものを想い出すに至る過程です。
思考はとてもすごい力を持ってしまっているからこそ
そこに力を持たせてしまっている部分に気づいて
正しい使い方をきちんと学んでいくことなのです。
冒頭にあげた
『意図することすら"DO"』というフレーズは
3次元的な世界を体験しているキャラクターによるもの
であるならば、
この場合の『意図』は『思考』とも言い換えられるはず
結局は“DO"の領域の話なのです。
何をするかは重要じゃないのです。
何を思うかが重要ではないのです。
それよりも優先して
この世界と共振している
“BE"の部分があるからです。
『思考』で世界を造り出していけばいくほどに
自分の本質が見えなくなっていってしまうものです。
波動調整®は世界をありのままに観ていくことですから
思い込みでフィルターをかけて世界に観ていく事とは真逆です。
よりニュートラルに自然に世界を感じていくことです。
その上で自分の在り方にきちんと気づいていくことであり、
その先できちんとマインドを正しく使いこなしていくことです。
さて、今日は『意図』というものを
『思考』という言葉と言い換えて考察をしてみました。
また次回も違った角度からお話を深めていきたいと思います。
今日も長文を最後までお読みいただきありがとうございました。