波動調整®の作用機序について

波動調整®の前提,考察シリーズ

いつもお世話になっております。

 

まなお でございます。

 

本当に熱心な読者の方ばかりで嬉しい限りです。

 

今日も波動調整®についての

リアルなところを語って行きたいと思います。

 

<前回の記事はコチラ>

 

前回まで、波動調整®の前提というところをお話してきました。

 

 

 

前提① ヒーリングや波動を調整することが目的ではない。

 

波動調整®の目的は『“意識進化"(統合)のため』です。

 

前提② 外側(人や物)に対して働きかけていくものではない。

 

自分自身の『在り方』をただ観て・受け入れていくもの です。

 

 

ここまでが前回までの内容が、

 

少しイメージが湧いてきたでしょうか???

 

以下のこともしつこいくらいに書いていますが、

 

波動調整®は自分自身の意識状態がニュートラルで在ることで

その場と意識的に共振することで必要なことが起こるだけです。

 

 

波動調整®の施術でプラクティショナーがすることはただそれだけです。

 

あとはただ、その場で起こることを直観に従って許すだけです。

 

そして、その場で生まれる自分の内側の反応をただ観て受け入れていくだけです。

 

可能な限りのニュートラル受容的な観照の状態で在るだけであり

クリエイターたる自分からのオーダーを受ける状態で、ただ在るだけなのです。

 

場や人に対して積極的に介入・干渉していくことはありません。

変化は起こすものではなく起こるものであり、それを許すことです。

 

さて今日は波動調整®の作用機序

そんなお話をしたいと書いてきましたが、

 

残念ながら

それを厳密に明確化することはできないと思います。

 


作用機序とは、薬理学の用語で、薬物が生体に何らかの効果を及ぼす仕組み、

メカニズムなどを意味する表現。「機序」は仕組みや機構などを意味する語。


 

実際のところ、波動調整®は起こることが起こるだけですので、

具体的な作用機序などというものが説明のしようがありません。

 

なにかの作用・働きかけが起点・原因・要因となって

なにかの結果・効果・影響を生み出すわけではないからです。

 

むしろ、そういう因果の世界に縛られないということです。

 

頭のふわっとしたスピスピした人が手放しで喜びそうで

きっちりとマインド優位でロジカルに理解したい人からすれば

スッキリとせずモヤモヤと頭を悩ます説明をしてしまうならば、

 

それは因果を超えて起こるべきことが起きるだけ

 

というか、起こることになっていたことが起こるだけ

 

そうなることに初めからなっていただけ

つまり結果が先に決まっていて原因がついてきただけ

 

はしだのりひことシューベルツの歌詞の言葉を借りれば

“そこにはただ風が吹いているだけ"

 

 

はたまた、最近は被れている人が多く

分かったような気持ちになって拡大解釈が横行している

グレーゾーンの量子論的な説明を許すのならば、

 

固有の波動を持った施術をする側と受ける側の人間が

量子の場を介して”共振”することによって各々に変化が生じる

 

(量子論的な解釈で言えば、
因果自体を語ることも尚更意味がないわけですが・・・)

 

ここで大事なのは波動調整®の前提①・②にも絡みますが

施術者が一方的に働きかけていくのではないということです。

そのようにして相手を意図的に変えていくことは“共鳴"になります。

 

波動調整®の中では“共振"“共鳴"を明確に区別しています。

 

量子論における観測者問題の延長線での考えは拡大解釈もあり、

施術者の意図で、相手を書き換える系の術はたくさんあります。

それは言霊やイメージなどさまざまな方法があるのかと思います。

 

それらは
こちらの意図で自分の観ている世界の相手の像を造り変えてしまう

 

波動調整®はそうした術が不自然だと、受ける側の自然さを阻害するものと考え、

“共鳴"的な要素(施術者・一治療家の個人的な意図・作為的なコントロール)が

いっさい入らないように何もせずに“ただ在る"ことで起こることに任せるわけです。

 

 

ニュートラルである、ということは
キャラクターレベルでの意図を入れないということです。

 

 

いっさいのコントロールする意図・変化させる意図・造り出す意図を手放して

施術をする側がその場で入ってしまっている余計なスイッチをOFFすることで

そこで施術を受けると意図した人と意識的に共振の場に在ることで

受ける側も余計なスイッチがOFFになり、本質が自然と引き出されるということです。

 

波動調整®では

それによってさまざまなことが起こってしまいます。

 

でも正直、何が起こるかは毎回まったく分かりません!!

 

毎回、違ったことが起こるようになっています。

 

(起こったことを確認する作業として"施術前後の波動の観察"という行為になりますが、

それについてはまた機会を改めて説明をしたいと思います。)

 

毎回違ったことが起こるということの逆を言えば、

何かの特定の効果を狙って引き起こすことはできないということです。

 

(それをする必要・意味が無いとハナから無いとも思っていますが)

 

決まった手技で、決まった作用機序で、決まったことが起こる

そういう対症療法的な施術とは波動調整®は異なります。

 

人は決まったプログラミングで動く機械ではなく、

それぞれに違いを持った唯一無二の存在ですから、

より自然な法則に従って自然なままで在りたいのです。

 

『作用機序』ということで期待されていた方には

非常にガッカリな説明に終始しておりますが、

 

本当の意味での客観性など存在し得ない、

常に意図が入り込んでしまう曖昧な私たちの世界では

 

ロジカルに因果関係を突き詰めることや

明確なエビデンスを提示することなどや

一部を切り取って正誤を突き詰めることが

 

あまり意味が無いことかもと個人的には思っています。

 

 

波動調整®は、そもそもが療法ではございませんが、

具体的な悩みや問題を解決する対症療法的なことではありませんし

決まった手技やパターンで効果を造り出すこともありません。

 

さらに言えば

施術者や治療家の人為的な不自然な意図を入れることはありませんし、

強制的な矯正を加えたり、変化を強要したりすることはありません。

 

ただ宇宙を信頼し、場で自然に起こることに任し、

ただ在ることで、起こることが勝手に起こるだけのことです。

それはまた自分という存在への信頼を得ていくことでもあるのです

 

 

前提① ヒーリングや波動を調整することが目的ではない。

 

 

前提② 外側(人や物)に対して働きかけていくものではない。

 

をお話したことで次の前提に行く前に

波動調整®の施術について知っていただくために

作用機序という言葉を切り口にお話をさせていただきました。

 

またもや、予期せず随分と長文の駄文を綴ってまいりましたが、

少しでも学さんの波動調整®の理解に役立てばと思います。

 

それでは引き続き次回以降もお楽しみくださいませ。

今日も最後まで目を通していただきありがとうございました。

 

↓次回の記事はコチラ↓

 

 

波動調整®の前提,考察シリーズ

Posted by manao