波動の高さと幅の世界の感覚
いつもお世話になっております。
まなお でございます。
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こちらのメルマガでは波動調整®について
私まなおが1インストラクターとして
さまざまな角度から解説をしてまいりたいと思います。
と、いうわけで今日も炸裂☆【波動研】でございます。
今回は波動調整®というものについて
その基本の言葉のところから考えてみたい、と思いまして
今回の考察テーマ『波動』でスタートしています。
まずは前回のおさらい
前回から本シリーズの本題に入ってまいりました。
『波動』ってそもそも・・・・
というお話でございます。
Wave の訳語としての『波動』
Vibrationの訳語 としての『振動』
『波動』と『振動』 の違いを抑えつつ
前回は『波』という現象の基本のお話をしました。
『波源』から『振動』が伝播していくのが『波動』
「波は進む」けど、「媒質は動かない」という前提のもと
上のような図を見ながら、
『波長』・『振幅』
『周期』・『周波数』
という言葉についてご紹介しました。
ここから『波動』という言葉のイメージを
みんなで少しずつと擦り合わせていきたい
そのように思っている次第でございます。
ただ、その前に
波動調整®とは
『波動』を『調整』することではなく、
『振動』を『調整』することでもない。
このことは忘れないでいてくださいね!!
それでは今日のトピックに入っていきたいと思います。
波動が高いって・・・
というわけで、
前回の宿題の答えは用意して頂けましたか?
答え合わせをする前に
間違ったイメージから
確認をしていきたいと思います。
赤い線は前回の図と同じ強さ・大きさの波です。
赤い波を基準に倍の大きさが緑色の波です。
逆に半分ほどの大きさが茶色の波です。
この3つの波は
“周期"は同じですが、
”振幅” が違います。
赤から緑に、単純に縦軸の高さを大きくする。
これが波動が高い状態???
違いますよね。
“振幅"が大きいことは
“波動が高い"とは関係ありません。
もう一つの例を見ていきましょう。
今度も同じく赤い波はこれまでと同様の値です。
今度の緑の波は大きさも倍ですが、
波長も倍の長さになっています。
赤の波が2回上がって下がってをする間に
緑の波は1回上がって下がってをしています。
振幅も"波長"も大きくしてみました。
大きな波だから波動が高いでしょ?
もちろん、これも違います。
大きいものが良い・高いものが良い
こうした安直な発想が
物質の次元・幅の世界に囚われた状態です。
“大きいことはいいことだ♪ “
これは昭和40年台の発想です。
高度経済成長期で『重厚長大』が良しとされる
物質的な価値観が世間を支配していった時代。
偏差値が高いほうが学歴が高い
値段が高い方が物の質が良い
タワーマンションの高層階がすごい
高いこと・大きいことがステータスの世界。
こうした“幅に毒された感覚"で世界を観ないことです。
観えない世界・精妙で微細な世界を観るはず、
『波動』という繊細な領域を扱うはずの人が
幅に毒された感覚で色々と語る人もいるように思います。
強力な『波動』・高い『波動』
そんな言葉のイメージに引きずられていませんか?
波動調整®というプロセスは
物質的な幅の世界への囚われを抜けて、
物の本質を、ただ観ていくことです。
強大なものが良い・高いものが優れている
こうした当たり前に刷り込まれてきた価値観
そうした『洗脳』を見破りながら
この世界をフィルター無しに観て
外と触れ合っていくためのものです。
さらにもう一つ『波動』が高いという
間違った例を観ていきたいと思います。
ポジティブ・ネガティブ
幅の世界の感覚の延長で考えてしまうと、
上の図のようなイメージで
波という現象を捉えてしまうかもしれません。
基準点ゼロのラインから
それよりも上が
プラス数値の領域だからポジティブ
それよりも下が
マイナス数値の領域だからネガティブ
プラスの感情でいれば
“波動が高い"
マイナスの感情でいれば
“波動が低い"
だから、常にプラス思考で
ワクワクポジティブでいれば
波動が上がって現実が引き寄せられる
こうした歪んだ考え方も多く蔓延している気がします。
もちろんポジティブ=波動が高いではないですね。
“プラスにしよう"という意識は
その分だけ大きなマイナスを造り出します。
二極に分離した世界を生きているわけです。
波動調整®というのは
こうしたプラス・マイナスの意味付けをせず
ニュートラルにただ世界を観ていくことです。
最後にまとめていきます。
今日はいくつかの例を見ながら
“波動が高い"という状態について
角度を変えながら観てきました。
物質に囚われた幅の世界の観方
こうしたものについて考えてきました。
今日のところで確実に抑えておいて頂きたい点としては
- 大きくて強いものが『波動』が高いではない。
- ポジティブが『波動』が高いではない。
- 波動調整®は世界をニュートラルに観ていくこと
『波動』が大きい・強い・高い
そんな何となくの議論は
あまり意味の無いもののような気がします。
波動調整®は
『波動』を高く強く大きく『調整』するものではないのです。
『波動』をプラスにポジティブに『調整』するでもないのです。
それらの自我の幻想のような考え方を落としていくこと。
それでは今日はこの辺にしたいと思います。
えっ、
答え合わせ???
振幅・波長の大きさ・長さは関係なかったのですから
おのずと答えは出ているとは思うのですが・・・
でも、まぁ
ちゃんとした形で次回以降にさせて頂きます。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします。
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